埼玉県所沢市 狭山丘陵(さやまきゅうりょう)にある「トトロの森」
スタジオジブリ作品「となりのトトロ」のモデルの一つと言われていて、
今でも里山の風景や雑木林などの豊かな自然が残されており、散策コースとしても親しまれています。
この記事では、トトロの森へのアクセス方法やモデルコース、見どころについてご紹介していきたいと思います!
- 都心から近い場所で、自然を感じたい
- トトロの森がどんな場所か知りたい
- となりのトトロが好き
トトロの森ってどんなところ?
トトロの森とは

トトロの森は、トトロのふるさと基金の寄付金によって森を買い取り、保護されている狭山丘陵の土地の愛称です。
地域のボランティアによる保全活動のおかげで、今でも雑木林を擁する昔ながら里山の風景が残されています。
1991年、この活動により初めて買い取った森は「トトロの森1号地」と名付けられ、
2018年までに48箇所のトトロの森が誕生したそうです。

丘陵とは「山よりもなだらかな起伏の丘の続く地形」のことを言います。
アクセス


最寄り駅は西武鉄道の西武球場前駅。
ここからトトロの森1号地までは歩いて15分ほどになります。
公式HPにお散歩マップが掲載されているので、ダウンロードしてから散策するのがおすすめです。



ちなみに私は『トトロの森のお散歩マップ#2 西武球場前駅からクロスケの家』を参考に歩きました。
お散歩コースの見どころ
トトロの森1号地


トトロの森では、首都圏とは思えないほどの豊かな自然が感じられます。
登山のような大きな起伏がないので、体力に自信がない方も気軽にお散歩ができる道になっています。
▼どんぐりもたくさん落ちていて、トトロの物語に入ったみたいです。





蚊がたくさんいるので虫除けスプレーは必須です!
堀口天満天神社


狭山丘陵の中に鎮座する、堀口天満天神社(ほりぐちてんまんてんじんじゃ)
菅原道真公などが祭神とされている神社です。
合格祈願・学業成就・五穀豊穣・雷除け・子孫繁栄などのご利益があるそうです。
トトロの木


お散歩マップにのっている場所ですが、普通の民家のお庭なので、探さないと見落としてしまいそうです。
愛嬌たっぷりでユーモアがありますね。



近くの畑にトトロが傘にしていた葉っぱがたくさん生えていました。
▼里芋の葉。


狭山湖


狭山湖の周辺は県立狭山自然公園として整備されています。
春は桜、秋は紅葉、天候が良ければ富士山を望むことができ、バードウォッチングも楽しめます。
埼玉の「自然百選」や「ダム湖百選」にも選ばれているそうです。
クロスケの家


「クロスケの家」はトトロのふるさと基金の活動拠点となる場所です。
明治時代に建てられた家屋だそうで、寄付金により補修・維持されている貴重な古民家です。
2013年6月、母屋・蔵・茶工場が国の有形文化財に登録されたそうです。
中では大きな等身大のトトロが展示されていたり、ここでしか買えないオリジナルのトトロファンドグッズが購入できるんだとか。



この日は残念ながら臨時休館中でした。
事前に開館状況を公式HPで確認すると良いと思います。
狭山茶の茶園カフェ「和田園製茶所」


昭和26年創業の老舗で、製茶工場の一角に併設する形でカフェを開いているそうです。
クロスケの家の目の前にあるので、散策の休憩に立ち寄るのにもちょうどいいです。



私はテイクアウトで「もなかあいす抹茶」をいただきました。
▼茶畑を眺めながらいただくのもおすすめです。


まとめ
以上、トトロの森の散策コースや見どころをご紹介していきました。
トトロファンの方もそうでない方も、昔から守られている里山の風景を堪能しに、トトロの森へ訪れてみてはいかがですか?
冒険をしていたらきっと不思議な出会いがあるかも…!